自律神経失調中ー更年期障害サバイバー

更年期障害という名の恐るべき自律神経失調状態。今までいろいろ努力をしてきたことを吹き飛ばされても、また自分の身体を実験台に何とか人間らしい生活を取り戻していきたいところです。

ストレスと虚弱体質の少女

自分に起こっている様々な不調の原因を調べていて共通していたことは、

「ストレス」だった。

 

ストレスに弱い人はこんな症状が出ますっていう症例を見ていて、

ふと思い当たることがあった。

「何もないのに喉がつかえた感じがする」→これって小3くらいにあった!

耳鼻科へ連れて行ってもらったものの、病気はないということで帰された記憶がある。

今となっては何をストレスに思っていたかも思い出せないけど、小3の少女が必死に

ストレスを訴えていたとは、我ながらちょっとかわいそうじゃないか…

 

中1の時には、なぜか転地学習に行きたくなくて胃が痛くなった。

中3の時には、なぜか修学旅行の準備を一手に請け負ってがんばりすぎた結果、

燃え尽き症候群のようになって修学旅行に行けなかった。

身体からエネルギーが抜けて、食事もあまりできなくなって、バリウムを飲まされた。

「胃炎」ということで、家でひたすら小説を読んで過ごした。

 

中学校では、学区の端に住んでいたので、片道2キロ、往復4キロをどんな日も

歩かなければいけなかった。

体調が悪いとき、生理中、真夏、よく歩けなくなって途中で座ってしまっていた。

朝だと遅刻になったし、帰りだと道が真っ暗になって怖かった。

 

中学生で、歩けなくて遅刻をしたり、修学旅行に行けなかったりする生徒って、

私が先生や親なら心配するところだけど、なぜか誰にも心配されたことはなく、

自分でそれがなぜか、とか考えることもなかった。

 

その後、高校生になってからも不調と体力のなさは続く。

通学は自転車で30分が辛くて、電車を使う。駅から学校まで徒歩20分も辛くて

友達とタクシーに乗ったりする。帰りは誰かに自転車に乗せてもらう。

 

ラグビー部のマネージャーになったものの、監督の意思でマネージャーも

部員と一緒に走らされる。私だけ走れない。なぜ?!

 

そして部活を途中でやめたことからまた燃え尽き症候群のようになる。

今度はかなり重症で、しばらく学校に行かず、ふらっと行っては保健室直行。

単位を計算して何となく復帰しても、お弁当のお米数粒しか喉を通らない。

放課後、友達と予備校に行くついでに遊んでいてもずっと腹痛が止まらない。

友達とたくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん悩んで、とても楽しい

高校生活だった半面、何かしらずっと心のもやもやと体調不良がつきまとう。

 

小児科の先生に「この子は神経質って顔に書いてある」と母は言われたらしい。

自覚できるようになるずっと前から、何かいつも神経質で、薬を飲むほどではないけど

どこか調子が悪い状態で生きてきたのだろうと思う。

その結果が今につながっているという実感はあるし、どこかまだ子供の頃に

手を打ちたかった、打ってほしかった。

そう認識できるまでとても長い時間がかかった。